テクスチャ・エンジニアリングを手がけるNINZIA（兵庫県神戸市）は、フードテック官民協議会主催「令和7年度 未来を創る！フードテックビジネスコンテスト」ビジネス部門の本選出場者に選ばれました。本選は2026年2月13日13時〜17時にTokyo Innovation Baseで開かれ、同社は防災食プラン「NINZIA BOSAI」を発表します。提案は「美味しく、誰もが食べ続けられる備蓄」を掲げ、こんにゃく由来素材を使い日常食と備蓄の両立を狙います。自治体備蓄で消費期限切れの廃棄が発生するという課題を背景に、植物性で常温でも油脂が固まりにくい点などを特徴とし、肉や麺に近い食感表現にも取り組むとしています。核となるのは蒟蒻由来の食物繊維グルコマンナンを用いた結着成型・食感創成技術で、独自素材「NINZIA PASTE」はレトルト耐性を含む物性をうたいます。今後は本選での評価を踏まえ、用途拡大や実装に向けた連携が進むかが焦点です。【イベント情報】
令和7年度 未来を創る！フードテックビジネスコンテスト
2026年2月13日（金）13:00～17:00（現地ネットワーキングは18:30まで）
Tokyo Innovation Base（東京都千代田区丸の内3-8-3）
入場：事前申込制、無料
主催：フードテック官民協議会
公式サイト：https://food-tech.maff.go.jp/business-contest/
